拙著『spレコード蒐集奇談』が12月20日発売になります。

拙著『SPレコード蒐集奇談』ができました。ミュージック・マガジン社発行。12月20日発売。B6版、464頁。装丁・和田誠。定価2400円。『レコード・コレクターズ』の連載の中からから40編をまとめました。おひまの折ご笑覧ください。

◆訪れたおもな土地
旭川/秋田/天童/喜多方/前橋/秩父/世田谷/新潟/高岡/松本/名古屋/伊勢/高山/滋賀/京都/大阪/尾道/呉/松江/松山/高知/佐賀/宮崎/鹿児島/沖縄


2012年12月21日発行
[ISBN978-4-943959-30-4]
12月20日発売

<もくじ>■まえがき
■SP収集家への道
■SPの入手方法・骨董市篇
■SPの入手方法・交換篇
■SPの入手方法・古道具屋<計画>篇
■SPの入手方法・古道具屋<実践>篇
■伊勢で住職が吹き込んだ珍盤に出会うの巻
■長野県東部を汗だくで歩き回るの巻
■高山で素朴な人情に感激するの巻
■松江大橋を一日に何度も往復するの巻
奄美大島島唄の秘話を探るの巻
■喜多方の二十三年前と同じ店で同じ盤を見るの巻
■高岡で連載読者の店主にあいさつするの巻
■名古屋でホテルマンを起こして怒られるの巻
尾道の町外れで美盤に遭遇するの巻
■佐賀の古本屋でタイム・スリップするの巻
■東京の古美術市場のセリを見学するの巻
■新潟で蔵出し盤をまとめ買いするの巻
世田谷ボロ市の雑踏でSPを探すの巻
■信州の伊那谷で“落ち穂拾い”をするの巻
■高知人のさっぱりした気風にふれるの巻
■松山で破格の収集家と意気投合するの巻
美濃路東海道を途中下車して歩くの巻
旭川で“相当なコレクター”と言われるの巻
■秋田で“収集少年”時代を思い出すの巻
潮来で遊廓の面影を探るの巻
■松本で気の合った友人と古本屋巡りをするの巻
■呉で瀬戸内の島々から出たSPを買うの巻
山口県田布施で超貴重盤に恍惚とするの巻
■東京の道具屋を懐かしむの巻
■天童の無愛想な店主と呼吸が合うの巻
■滋賀でデッドストックに狂喜するの巻
■奥秩父で「南国土佐を後にして」を聞くの巻
■鹿児島で礼服を着たまま骨董店に走るの巻
■宮崎で探していた片面盤を発見するの巻
■関西各地を歩き、足の指に豆ができるの巻
■生駒で骨董品鑑定の適正をテストされるの巻
■前橋には今も昔も正統古道具屋があるの巻
■沖縄でSPを買い全県制覇を達成するの巻
■三島の大収集家のお宝整理を手伝うの巻
■思いがけず巡り会う快感を求めて
■あとがき